2年ぶりに訪れた韓国。
韓国はかなりのスピードで変化していて、
6年前に住んでいた時に、
よく通っていたお店がなくなっていたり、
街全体の雰囲気もガラッと変わっていたり・・・
その移り変わりの速さに、
時々心がついていけない時がありますが、
私は私で、確実に韓国に住んでいた頃の「私」ではないということに気付かされます。
あの頃は興味がなかったものに、
今は心を惹かれるようになり、
自分がいる世界も、
見ている世界も大きく変化したように感じます。
この世に変化しないものはないんですよね。
全てのものが変化し続け、
同じ状態を保つことができない。
ソウルから少し離れると、懐かしさを感じます。
変化も緩やかですね。
鮮やか。かわいい。
韓国に住んでいた頃に、買い付けをしていた街やお店をあちこち訪れましたが、
心惹かれるものには出会えず・・・
気がつけば、自分用のお洋服も雑貨も、
古着屋やVintage Shopで購入していました。
そんな自分の変化を受け入れ、
韓国の古物を探しに。
80年ほど前のお菓子の台。
補修することなく、当時のままだそう。
お香立てにしたり。
ジュエリー置きにしたり。
窓際に置いてみたり。
オブジェとして飾ってみたり。
常に移り変わるこの世の中で、
変化(劣化)し続けながらも存在している貴重な「もの」。
そんなものを生活に取り入れてみると、
忙しい日々に「少しの余白」が生まれ、
「今を生きる大切さ」まで教えてくれる気がするのです。
これは自分用に購入した古いポジャギ。
(韓国の伝統的な布で作られた包布のこと)
包むことで福を招くという意味があり、韓国では縁起の良いものとされています。
布を一枚一枚縫い合わせて作るので、これ一つ作るにもかなりの時間を要するのだとか。
これは古いものですが、オーナーさんが手で丁寧に洗って綺麗にし、アイロンをかけたそうです。
あまりにも時間がなく、店舗用の分を買い付けできなかったことが本当に本当に残念・・・涙
壁に飾ったり、窓に飾って光を楽しんだり、テーブルクロスやミニマットとして使ったりもできちゃうんです。
(とっても素敵・・・が、透けて見えるブルータックが気になるので、貼り方を考えなければ!)
この先80年後には、
一体どんなものが変化し残っているのか・・・
人生で大事にしたいものは何なのか・・・
「今」大切なことは何なのか・・・
そんなことに向き合いながら、
SORORのアイテムが、皆さんの「日常生活に取り入れたいもの」のヒントになれば幸いです。
詳しくはKOREAN VINTAGE FOLK CRAFTSよりどうぞ。
